鉄が酸化して錆びるように、人間の体にも酸化が起こり錆びついてゆきます。
人間の体が酸化する原因は、「活性酸素」という物質です。増えすぎると正常な細胞まで傷つけてしまい、その結果、様々なカラダの不調や老化現象といったトラブルが引き起こされるのです。
ポリフェノールは強力な抗酸化作用があります。
また、ポリフェノールは、脂肪燃焼を促進する効果、血栓を予防して血液をサラサラにする効果、血管を守る作用、血流を改善する作用など、さまざまな健康効果があることがわかっています。
ポリフェノールといえば赤ワインと言われるほど、ポリフェノールを多く含んでいる食品として有名ですが 含有量で言うと100g中
と赤ワインの専売特許ではありません。
沖永良部島では庭で簡単に手に入る青パパイヤには驚くことに1600mgと赤ワインの7.5倍ものポリフェノールが含まれています。
一日の必要摂取量は1000~1500mgと言われています。青パパイヤなら半分で150gはありますから十分な量になります。
ポリフェノールは効果があらわれるのが早く、摂取してから約30分後には体内で作用しますが、ポリフェノールの効果が発揮されるのは約2~3時間。一度に多量に摂取しても体内にたくわえることはできません。
一日5回ほどの摂取となると一つではなく色々な物を組み合わせて摂取してゆくのが現実的ではないでしょうか?
熟したパパイヤ | 100g当たり |
カルシウム (mg) | 24 |
鉄分 (mg) | 0.1 |
カリウム (mg) | 257 |
亜鉛 (mg) | 0.07 |
ビタミンA (IU) | 1094 |
ビタミンB、総葉酸 (mcg) | 38 |
ビタミンC (mg) | 61.8 |
ビタミンE、アルファ・トコフェロール (mg) | 0.73 |
ベータカロチン (mcg) | 276 |
青パパイヤ | 100g当たり |
ビタミンB1 (mg) | 0.12 |
ビタミンC (mg) | 9 |
マグネシウム (mg) | 190 |
カルシウム (mg) | 290 |
ポリフェノール (mg) | 1600 |
参考:パパイヤ研究レポート
材料の青パパイヤは熟する前のふつうのパパイヤです。
田舎から 大量に送ってもらった時には、スライスして 冷凍保存すれば2~3か月大丈夫です。
青パパイヤをピーラーでスライスする。
沸騰したお湯で少し茹でる。(青臭さがなくなる)
マヨネーズやドレッシングで和える。
(ハム、キュウリ、セロリなどを入れても美味しい)
青パパイヤをピーラーでスライスする。
沸騰したお湯で少し茹でる。(青臭さがなくなる)
すりゴマ、だしの素、しょうゆ、砂糖をまぜてあえる。(ゴマ和えの素でも良い)
さくらえびを混ぜると色取りがきれいです。
ピーラーでスライスした青パパイヤをフライパンで炒め、塩、コショウ、しょうゆで好みに味付けする。(ニンジン、ハムなどを加えてもよい)
パパイヤを炒めるときふたをして蒸すようにすると早く柔らかくなります。
青パパイヤをピーラーでスライスして炊飯器に入れ
しょうゆ、さとう、だしの素(少々)を入れ、水を入れずにそのままスイッチを入れます。
沸騰したら必ずふたを開けて柔らかさを確認してください。やわらかくなっていたらスイッチを切ります。
自然に切れるまで置いておくとトロトロになってしまいます。
味はカンピョウそっくりです。
※炊飯器を使うと圧力が少し掛かり早くふっくら炊けます。
ピーラーで細切りした青パパイヤに酢、砂糖、塩で二杯酢をつくりその中に漬け込む。
(トウガラシ、細切りニンジンを付け加えても良い)
おろしがねで太目にスライスした青パパイヤに水で溶いた小麦粉を加え塩、コショウをする。
少量の油を引いたフライパンかホットプレートで焼く。
色取りと味を楽しみたいなら桜エビやハムを入れたほうが良いと思います。
A)しょうゆ漬け
さとうとしょうゆを一煮立てさせ さめてらスライスしたパパイヤをビニール袋に入れもみもみしてしばらくおきます。
ピーラーでスライスすれば1~2時間で食べられますが、歯ごたえがほしければ少し厚切りにした漬け込み1~2日おきます。
B)みそ漬け
みそ、さとうとに水を少々入れ一煮立ちさせる。
さめたらしょうゆ漬けと同じ要領で漬け込みます。
ピーラーでスライスすれば1~2時間で食べられますが、歯ごたえがほしければ少し厚切りにした漬け込み1~2日おきます。
C)つゆの素漬け
スライスした青パパイヤをつゆの素の原液に漬け込みます。
ピーラーでスライスすれば30分から1時間で食べられます。
歯ごたえがほしければ少し厚切りにして漬け込み1日おきます。
※青パパイヤ料理は 酵素の働きが強いので醗酵が進みやすく、
調理したら早くいただいた方が良いと思います。